くりくりまろんのマリみてを読む日々

ジョアナ③

「わぁ、美味しそう。」と二人して言っているかのような、ガーリーでキュートな新刊表紙です。誰の手作りなのでしょう(と、「手作り」に決め付け)。
…すっかり間が空きました。続きです。

それから15分間というもの、この誇り高くて繊細な少女はずっと忘れることがないであろう恥ずかしさと苦痛にさいなまれた。他の生徒にとっては滑稽で些細なことだったかもしれないが、彼女にとっては過酷な体験だった。というのは生まれてからの12年間、愛情のみによって育まれていてこの種の衝撃というのはこれまで遭ったことがないからだった。家で自分はこのことを話さなければならず、みんなは自分にいたく失望するだろうという考えのおかげで、手の痛みと心の疼きを忘れてしまうほどだった。

予想通り、帰ってからは母親と姉妹3人からそれぞれの反応が十分に得られるわけで、いかにエイミーが家族から大切にされているかが分かるところでもあるのですね。[▽続きます]